事業再生物語

架空会社「㈱元コーポレーション」は2009年リーマンショック以降から売上利益の減少
のため資金繰りに苦しんでいました。

債務は銀行借入も含めると現状の収益からするととても支払える状況でなくかなり詰まっていた。また不良債権も多いのです。

いくつかある事業のうちリサイクル事業は好調で独自のノウハウと大手企業とのパイプを持ているがその他の事業の先行きはとても厳しく現状も営業赤字で困っている。

資産状況は、帳簿資産は5億円で計上されているが実際(時価)は2億円前後で実質債務超過です。

ドタン場の状況に陥っていた㈱元コーポレーション元社長は、仕事が終わった夜9時ごろから「事業再生」というキーワードでサイト検索をしていたところ、たまたま目に付いた再生コンサルタント会社「FGグループ」にメールで問合せ相談をした。

翌朝、早々に電話がなった。FGグループ吉野からの連絡だった。

現状を話した後、早々に訪問面談することになった。

面談では、売上利益減少の他、銀行からの新たな融資を断られ、資金繰りが悪化しているのが原因だった。

このままでは、倒産し、従業員や取引先に多大な損害を与えてしまう。
そこで、FGグループ吉野は存続価値のある事業等を別会社へ移行する提案をした。
元コーポレーション元社長は背中を押されたように決意した。

厳しい状況下では事業がとてつもないスピードで劣化して行く。決断が遅くなればなるほど再生の選択肢が減っていくことを熟知している吉野は共に再生していくことを約束した。
打合せも一段落すると、元社長に支払いの催促電話が頻繁にかかって来ていた。

元社長もかなりの心労で寝不足と食事がとれず気力・体力がかなり落ちているのがよくわかった。

今回も訪問は地方だった為、宿泊して翌日より詳細なヒヤリングをしてすぐに取りかかった。運転資金が不足している状況下では使い方を考えなくてはいけない。

資金繰りからはじめた。

打合せをしているうちに元社長にも方向性を付けた先が見えてきたのか元気になってきた。

しかし、大概この手の状況では心の起伏が大きくなるのが良く分かっている吉野は元社長には、事業に専念できる環境を作り出すので全力で営業していただく旨を話した。
ここからは段階的に箇条書き的にします。

会社分割スタート

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承継内容と新会社の概要

承継事業 リサイクル事業とそれに付随する資産1億円と負債9000万円
事業に従事する従業員
新会社 商号 ㈱新コーポレーション
 資本金1000万円
代表者 元社長の息子を新会社の社長

持出した負債の債権者が引き続き元の会社に請求できない場合は「債権者保護手続き」が必要となる。

会社分割手続きをするための準備とスタート
所定の手続きを行い会社登記簿も上がりこの時点で、㈱新コーポレーションは
㈱元コーポレーションの100%子会社となっている。
債権者の同意なしで会社分割ができた。

一部の事業と必要な資産を持出してできた「㈱新コーポレーション」は別会社として新たなスタートをきった。
FGグループ吉野は、会社分割手続きと並行して債権者対策に全面的にでて奔走し、元社長は事業に専念し収益が徐々に上がって来ている。信頼関係が強くなった関係で今後も
㈱新コーポレーションの顧問として支援していくことを元社長と交わした。

吉野

氏名:
吉野 兼司

経歴:
1965年生まれ
埼玉県出身
平成14年5月より企業/事業再生・FCコンサルティングを開始。
平成18年より小売店舗20店舗を展開、平成21年9月中小企業に特化した事業再生FGグループを設立しました。
資金繰りの状況が厳しくなってご相談に見えられるケースが多いです。リスケジュール等でキャッシュバランスをとり、並行して抜本的な解決策練りを実行します。私的整理・会社分割・営業譲渡を使った不採算部門の切り離し、EBO・MBOを使った事業の保全、業績そのもののテコ入れ及び資金調達を経営者と一緒になり行います。

URL:
www.fgg-co.com
www.worldblend.net