倒産件数が666件 1月度としては2年連続で前年同月を上回る

2019 年 2 月 9 日 土曜日

2019年1月度の全国企業倒産(負債額1,000万円以上)は件数が666件、負債総額は1,683億7,400万円だった。
倒産件数は、前年同月比4.8%増(31件増)で2カ月ぶりに前年同月を上回った。また、1月度としては低水準ながら、2年連続で前年同月比増加になり、倒産減少の「底止まり」を窺わせた。
また、ジャスダック上場でパン・ラスク製造販売の(株)シベール(山形・負債19億5,900万円)が民事再生法を申請し、2018年6月の日本海洋掘削(株)(東証1部上場・東京・負債904億7,300万円)以来、7カ月ぶりに上場企業倒産が発生した。
負債総額は、前年同月比61.0%増(638億1,500万円増)で3カ月ぶりに前年同月を上回った。負債100億円以上の大型倒産が2件(前年同月ゼロ)発生したことが影響した。
ただし、全体では、1億円未満が494件(構成比74.1%)と依然として全体の7割を占め、小規模模企業の倒産が大半であることに変わりがない。

  • 「人手不足」関連倒産が30件(前年同月31件)、このうち「求人難」型が過去2番目に多い12件(同1件)発生
  • 企業倒産に伴う従業員被害者数:最近1年間で最多の4,487人
  • 形態別:民事再生法が最近1年間で最多の32件
  • 業種別:情報関連サービス業(12→30件)、道路貨物運送業(14→18件)、飲食業(46→53件)などで倒産増加
  • 中小企業倒産(中小企業基本法に基づく)の構成比が99.5%、1年1カ月ぶりの100%割れ

2019年1月の地区別件数は、9地区のうち、5地区で前年同月を上回った。
このうち、北陸が19件(前年同月比11.7%増)で3カ月連続で前年同月を上回った。また、関東244件(同5.1%増)、近畿185件(同6.9%増)、九州62件(同34.7%増)、四国12件(同20.0%増)がそろって2カ月ぶりに増加した。
産業別では、北陸が飲食業などを含むサービス業他(5→8件)で前年同月を上回り、関東は不動産業(7→12件)、近畿は製造業(19→28件)で増加が目立った。また、増加率が高かった九州は建設業(6→15件)が件数を押し上げた。
この一方、減少は、東北17件(前年同月比26.0%減)が2カ月連続で減少した。北海道16件(同15.7%減)と中部90件(同4.2%減)が2カ月ぶりに減少した。このほか、中国が前年同月同数の21件で、連続減少が2カ月でストップした。

(東京商工リサーチより)

吉野

氏名:
吉野 兼司

経歴:
1965年生まれ
埼玉県出身
平成14年5月より企業/事業再生・FCコンサルティングを開始。
平成18年より小売店舗20店舗を展開、平成21年9月中小企業に特化した事業再生FGグループを設立しました。
資金繰りの状況が厳しくなってご相談に見えられるケースが多いです。リスケジュール等でキャッシュバランスをとり、並行して抜本的な解決策練りを実行します。私的整理・会社分割・営業譲渡を使った不採算部門の切り離し、EBO・MBOを使った事業の保全、業績そのもののテコ入れ及び資金調達を経営者と一緒になり行います。

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